01.15
真田丸スタート ~木彫りの犬が忘れられなくて
少々、話題に出遅れましたが
NHK大河ドラマ「真田丸」が始まりましたね。
TVをあまり観ない私にも楽しみが一つできました。
趣味がないことが悩みの私ですが
唯一の趣味が動物と歴史なのでございます。
性格もオッサンなら趣味までオッサンであります。
1985年の大河ドラマ「真田太平記」
レンタルで観ましたが、最高でした!
若き日の草刈正雄さんが幸村役を演じていましたが、
今回の「真田丸」では父・昌幸をされていますね。
兄・信之は北海道のスター(笑)大泉洋さんですし。
真田といえば信州・上田城ですが
(残念ながら、これまで行く機会がありませんでした。)
兵庫県在住時代に和歌山の九度山、真田庵を訪ねたことがあります。
善名称院、真田幸村父子の屋敷跡に建てられたお寺です。
関ヶ原の合戦後、真田昌幸・幸村(信繁)父子はこの地へ蟄居を命じられます。
この時、昌幸54歳・幸村33歳。
幸村は大阪冬の陣までの14年の間、この九度山の地で過ごしました。
33歳から47歳といえば働き盛り。
現代の九度山も渓流が流れ、自然を色濃く残すとてものどかな地域です。
当時も世間とは切り離された土地であっただろうこの場所で
幸村ほどの人物が何を思って、どう過ごしていたのだろう?
400年余前に幸村も眺めたであろう清流を見ながら、とても感慨深くなったものです。
敷地内には宝物資料館がありました。
こじんまりとした建物で私が訪ねたときは無人で
入口に入場料(当時100~200円だったはず)を料金箱が置いてあるのみ。
そんな外観とは裏はらに
幸村が使ったとされる槍先など
真田ファンには鼻血が出そうなお宝が所狭しと展示されていましたが
私がなにより興奮したのが
「昌幸公自作 木彫りの犬」です。
あの真田昌幸ですよ?
あれほどの智将のお手製の木彫り、現物ですよ??
また、これが。。。。上手とか下手では言い表せない
なんともリアルな出来栄えで・・・(爆
きっと、すごくすごく暇で
時間をもて余していたのだろうなぁ...と
くすっとなった反面、さぞ無念であっただろうと。
妄想ではありますが、そんな事をまざまざと感じさせられる名品でありました。
木彫りの犬を含め貴重な真田庵の写真をアップされているブログ様のリンク↓
これこれ!!と感動しました(笑)
おらおら日記【逆襲編】さん→九度山の犬、逢坂の猫 ~真田信繁をたどる~
M.ダックス太郎の「情熱大陸」さんの→真田宝物資料館
城めぐりや、ゆかりの地では
その場所でしか買えないような(どこで使うの?というような)グッツを購入するのがまた趣味でして。
こちらにも真田六文銭グッズがあったのですが
「法要のため15時まで留守にします」との張り紙。
泣く泣く諦めて真田庵を後にし、
近隣で九度山名産の柿の葉寿司を買って帰路につきました。
そんな私の珍コレクションの中から
真田幸村に纏わる物をひとつ。
友人曰く
「誰がそんなものを買うのかと思っていたら目の前にいた」
大阪夏の陣扇子です!
生で見ても見難いので
写真なんかじゃさっぱりわかりませんねぇ。
アシスタントのあすかちゃんと一緒に解説してみましょう。
手前の赤備えの部隊が真田隊です。
「真田日本一の兵、古よりの物語にもこれまたなき由」
薩摩藩主・島津家久がそう手紙に綴ったと薩摩旧記に残っており・・・・
あぁぁぁ
大事なコレクションを・・・
職場で愛用の品
長篠の合戦図マウスパットと
福井県・一条谷で仕入れた朝倉義景コースター
机上で動乱が起きそうです。
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