04.22
心拡大と心肥大
多くのシニア犬が抱える病気、心不全。
あすかも8歳の時に僧帽弁閉鎖不全が見つかり
その数年後には三尖弁閉鎖不全も発症。
この病気との付き合いは6年目になります。
この病気に付き物である心肥大という言葉。
総称して「心肥大」と表現することが多いのですが
「心拡大」と「心肥大」があります。
心室の容量が病的に広がり、
心臓そのものが大きくってしまう「心拡大」。
心臓疾患の犬の多くがこのタイプと言われています。
進行すると、大きくなった心臓が気管を圧迫し咳がみられます。
先代のすばるも心拡大による咳にはとても悩まされました。
心室の壁が厚くなり容量が狭くなる「心肥大」
あすかはこのタイプ。
あすかは心臓以外に色々抱えつつも
すばるの同年齢の頃に比べると
病気のことは忘れてしまうほど元気なのですが
「心肥大形」なので気管の圧迫による咳が少ないこともあるのかと思います。
とは言え、傍目にはわからなくても
進行していく病気であることには変わりはありません。
毎日元気でいてくれるけど
あすかちゃんの心臓は頑張っているんだよね。
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