08.03
ステロイドの恐ろしさ
利尿剤を開始して1ヶ月。
抗てんかん薬コンセーブとステロイドを飲んで2週間。
かかりつけ病院の通院日。
肺や心臓のレントゲン検査と
利尿剤、ステロイドの影響をみるために血液検査。
ここ1週間、とっても元気だから
検査で安心して帰れたらいいね。
かかりつけの先生も
「顔つきがしっかり、いつものあすかちゃんに戻りましたね!」
と喜んでくれました。
血液検査の結果とともに
「困ったことに・・・」と先生の表情が一転。
リバーゼが5357U/L (基準値200-1800U/L)
副作用は覚悟していたものの
2週間で、こんなにも跳ね上がるものなのか・・・
2ヶ月前に起こした急性膵炎時の2倍の数値。
このままステロイドを続けるわけにもいきません。
いつ、嘔吐と食欲不振があってもおかしくはない数値。
BUNも41とジワジワ。
ステロイドは中止したいのですが
脳圧が上がってしまう可能性も怖い。
様子を見つつ、少しずつ減量します。
心臓の状態は落ち着いていましたが
肺胞の白い影は抜けきれていません。
膵炎の予防的に点滴をするか、悩むところなのですが
本人は食欲もあって元気。
むやみに点滴をすることは、肺水腫のリスクが。
先生と飼い主の驚きをよそに
あすか嬢はご機嫌でキャバ開き。
セミントラを飲めば、血圧が下がり過ぎ
利尿剤を飲めば、即刻ジャーっとオチッコ。
素直なあすかちゃんは、身体も素直なんだね。
良くも悪くも、お薬の影響がダイレクト。
小さな身体いっぱいに圧し掛かるもの。
なんとか必死にバランスを取っているけど
シニアにとっては、ほんの少しの要素が全てを崩してしまう。
でも、あすかちゃんの強さを信じるよ。
いつでも点滴に駆け込めるように準備はしているからね!
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