02.16
優しい時間
強心剤の点滴を休止した昨日。
酸素ハウスを枕元まで移動しましたが
薄いプラスチックの壁すら、あすかと隔てられるのが怖くて。
酸素マスクを使い抱きしめて眠りました。
今朝も食欲は戻らず。
今日は担当の先生は別院勤務。
別院にはカルテがありませんが、もうそんなことはいい。
どうしても担当の先生と話したくて別院へ。
苦しい原因を調べるために
レントゲンとエコー。
腎臓の数値はもうどうにもできないし
痛い思いをさせたくないので血液検査はなし。
軽い肺水腫と、腹水。
右心室には血栓。
腹水は抜くと体力も奪われるので
ギリギリまで抜かないことに。
あすかちゃんの心臓は限界を越えて頑張っています。
あとは、あすかちゃんに任せましょう。
ワンちゃんって、飼い主さんに一生懸命応えようとするんです。
飼い主さんがもう少しって思うと、 苦しくても旅立てないんです。
辛いけど、向こうにはすばるくんもいるから安心ですよ。
本当に仲良しでしたもんね。
あすかちゃんは、きっとazuazuさんの為に頑張ってるんです。
できだけ一緒に過ごして、
たくさん撫でて、たくさん話しかけてあげて下さい。
それが一番の治療です。
私は涙を堪えきれず。
先生も一緒に泣いてくれました。
覚悟なんて全然できないけれど
気持ちの切り替えと、
ほんの少しだけ心のモヤがとれました。
早く酸素を!と急いで帰宅すると、
呼吸も落ち着いて、先ほどまでは嘘のような穏やかな顔。
病院ではなにも処置をしていないのに。
あえていうなら、私の心のケアをしていただいたようなもの。
不思議なものです。
ボーロのおやつとプリンを食べてくれました。
夜は牛肉のおかゆを少し。
一緒にゴロゴロ。
愛おしい温もりを、めいっぱい感じています。
1日でも長くとは、言いません。
あすかに優しい時間を下さい。
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